三頭猟戌の推進するマルチメディア戦略。
映画・ラジオ・コマーシャル・雑誌・一日署長・三日坊主など、
その活動は多岐に渡り、
そのどれもが頓挫したのは記憶に新しいことであろう。






もう終了してしまったが、この名番組である。
あれだけ足を酸っぱくして言ったにもかかわらず、
本放送を見逃している者があまりにも多いので、
三頭猟戌のメディア露出の記録として、部曲活動に挙げておく。
間違っても本放送の存在について当局に確認とかしないでもらいたい。

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【注意】

事前に松平口調をマスターして、脳内再現してください。
まつ
だいらではなくて、つだいらです。(アクセント的に)

OPとEDにはMP3でBGMを用意してあります。
WMPなどで再生して聞きながら読むと、
雰囲気2割増(当社比)かも知れません。


脳内再現しようにも番組自体を見たことが無いという方は、
DVD買うなりオンデマンドに加入するなりして把握してください。
とくに回し者という訳ではありません。


以上です。

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その時 ◯史が動いた
第3594回放送
「魏に脳筋あり 〜泰山魏 第一節制覇戦の軌跡〜」




2008年 8月24日
5ヶ月間にわたって繰り広げられた三国制覇戦を、
泰山サーバーでは魏が制しました。
通算成績、22勝13敗。
この勝利数の半分は、制覇戦の開幕当初、
4月から5月にかけて積み上げられたものでした。

その立役者となったのが、脳筋突撃です。

【OPテーマ】sonotoki-op.mp3
【ここから再生】
ひとたび走り出せば、立ちはだかる敵のすべてを飲み込み、
真一文字に敵陣に突き刺さる、全軍による一点攻撃。
それは制覇戦第一節の序盤に、泰山魏国が得意とした戦術でした。
正式サービスの開始直前、魏国は蜀、呉といった他国に比べ、
合戦の動員人数において大きく遅れをとっていました。
必死の勧誘にも関わらず、新規プレイヤーは次々と
他国へ仕官していきます。

「最小の兵力で渡り合うには、どうすればいいのか」

逆境の中で、生き残りをかけた人々の苦悩が、
やがてひとつの戦術を、世に送り出します。

国内での職の片寄りを逆手に取り、
お互いに速度系技能をかけ合いながら敵城門へ突き進む、
全軍上げての一斉突撃です。

「魏に脳筋あり」

時に、敵の数を100人以上も下回る状況でありながら、
魏は制覇戦の開幕から、破竹の連勝街道を突き進みます。
2008年4月の成績は、6戦6勝。
蒼い旗の脳筋たちが、戦場を縦横に駆け巡りました。

しかしそんな中、ある日の合戦での出来事が、
魏民に脳筋突撃の限界を感じさせます。
蜀の兵力と、呉の連合力。
やがて勢いを増す他国からの追撃に、
魏は遂に、制覇戦での初敗北を味わうのです。
「もはや、脳筋では勝ち目は無いのか。」
そんな魏民を支えたのは、兄貴への信仰でした。
兄貴の言葉に、魏民は再び、脳筋として生きることを決意します。

連敗を経た一戦、決戦の地は、江夏郡西塞山。
強固な布陣で迎え撃たんとする呉軍を相手に、
魏軍は、最後の脳筋突撃を敢行するのです。
その時 歴◯が動いた

今日は、かつて泰山魏が誇った「脳筋突撃」の、
その栄光と斜陽にスポットを当て、
制覇戦第一節の、知られざる実像に迫ります。



こんばんは皆さん、松平です。
















その時歴史が◯いた、今日のその時は
建安1813年 5月28日 午後10時28分といたしました。

この時は三国制覇戦の第一節で、
泰山魏国が記録上最後の脳筋突撃を敢行した、
その瞬間でございます。

さて、この脳筋突撃。
現在のように連合を中心とした戦力の振り分けが
まだ行われていなかった頃の、いわゆる全体戦術でございます。
現在では合戦で使用される戦法の主軸は
徒党速化や血の渇望といった、火力を向上あるいは補助する物が
中心となっている訳ですが、
この脳筋突撃で主に使用されていたのは、
飛散陣形の「祝福」だったんですね。
とにかくスピード、そして、全軍がひとつの尾をひくように
目標に対して猪突猛進する、
今では考えられないようなお祭り騒ぎだった訳なんですが、
この戦術をもって、魏国は制覇戦の序盤に
まさに連戦連勝の山を築いてまいります。
冒頭でもお伝えしましたが、制覇戦第一節の5ヶ月間の、
魏国の通算成績は22勝13敗。
この22勝の半分に当たります11勝という勝ち星を序盤に
挙げていた事が、魏国をのちに優勝へと導くことになりました。
そしてその立役者となった戦術が「脳筋突撃」であったと、
こういう訳なんですね。

今日のその◯歴史が動いたは、この脳筋突撃が、
どういった経緯で魏に生まれ、そして定着するに至ったのか、
そのあたりを紐解く所から始めていきたいと思います。




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